2013年6月2日日曜日
After Story “Rapha Continental Ride TOHOKU”
“Rapha Continental Ride TOHOKU”で、撮影スタッフとして参加していたワタナベカズヒロさんと北山くんから、当時と全く同じコースをほぼ1年後にトレースするライドに行きませんか? とお誘いをうけたのが1ヶ月以上前。Rapah Continental(四列島)のコースは東北に限らず以前から走ってみたいと思っていたので、二つ返事でとにかく行こうと決めました。
ちなみにRapha Continentalのコースは日本に限らず、ここから検索出来ますので、みなさんもトレースしてみると面白いと思いますよ。 数値以上にタフなコースだと今回のライドで思い知りましたが…。
http://www.rapha.cc/rides
今回、津波で大きな被害を受けた牡鹿半島から南三陸の海岸沿いを走りましたが、想像以上に瓦礫の撤去は進んでいて、港の周辺はひたすら広大な空き地が広がっていました。被害の様子をビジュアルとして直接感じ取れるのは、モニュメントとして保存してある一部の建物など、それほど多くはありませんでした。真新しい電柱にアスファルト、カラーコーン、ダンプカー、工事途中で断続的に現れるグラベル……いつもとは全く違う雰囲気のルートを、想像力をフル活動させながら走ることになるので、普段は軽快なトークが途切れないメンバーも無口になりがちでした。まあ、いつも奥多摩ばっかりで、走りなれない海沿いのアップダウンに苦しめられたせいもありますけど。後半の内陸は、朝から調子の悪かった左の腸腰筋の痛みと向かい風、そして何よりも苦手の平坦コース!に苦しみながらの辛い時間帯でしたが、脚が揃っていないはずの9人のペースは不思議と一体感が合って、日が沈む田園風景の中、200km走った達成感を味わいながらのフィナーレは本当に最高でした。
※STRAVAのデータはiPhoneでログを取っています。GPSデータだけでログを取った場合、獲得標高が不正確なのでSTRAVAが自動でデータベースと照らしあわせて補正をかけてるらしいのですが、それがさらにデタラメで(笑)、実際の数値の2倍近いので悪しからず。
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