2009年2月15日日曜日
HOTコンボ練
自宅>R20>陣馬街道>和田峠>甲武トンネル>都民の森>払沢の滝>チームカー>自宅
121km、3131kcal
数年ぶりのコンボ練。コンボ練はHOT朝練前に、和田峠と入山峠を登ってから払沢の滝で朝練に合流する練習の事です。今回は入山峠はパスして甲武トンネル経由です。はたしてあの激坂和田峠を無事登りきる事ができるのか!?
2時間睡眠で4時起き5時出発。まだ真っ暗です。番長練みたいで気分が上がります(笑)。5時40分若松町2交差点でS口さんと合流、6時日野バイパス入口でTOKさんと合流。日野バイパスでいきなりTOKさんの鬼引き。なんか40kmとか出てますけど…。心拍がガンガン上がり始め、モノレースを過ぎて日野の丘陵地帯をガッと一気に登るところで、心拍は限界値に到達。さすがに泣きを入れてペースを緩めてもらいました。あのまま和田峠に行ったらどうなっていたんだろうか…。S口さんは、なんと2日連続の和田峠練で少々お疲れの様子。陣馬街道はゆるりと。7時には麓に到着。そうそう、バス停にあったストイックなトイレが建て直されていて、ずいぶんと美しくなってました。アレはアレで好かったんですけどね。
和田峠、90%前後の心拍を目標に登り始める。TOKさんは早々に視界から消えます。無理してついて行けるレベルではないので、自分のペースを刻んで。しかしここの激坂はホントに辛い…。毎回、登り始めるまで、その辛さを忘れてるんですよ。辛すぎる記憶は本能で消し去るのか(笑)。ちなみに3.3kmで330mアップだそうで。登っている間は、三上さんから教えてもらった、スケート選手のように片足に体重を乗せるペダリングを意識しながら、腰回りの大きな筋肉を使って登る。ダンシングも同様。まだモノになってないけど、だんだんわかってきた。そう言えば、こないだ「銀輪の風」で特集されていたケイリン選手も同じようなペダリングだった。骨盤を旋回させる切り返しのペダリングみたいな事を言ってた。中野浩一のスプリント動画をスローで見ても同じ動きをしているように思います。で、そんな事を考えながら登ったら案外脚が残ったまま中盤過ぎの激坂ポイントもクリアーして、あれよあれよという間に登頂。脚が残った状態で和田峠を登れたのは初めて!! タイムは20分ぐらい。今の調子を考えると上出来。お試し中のペダリングが効いた。
思ったよりも走れたので、いい気分で、先に下山しているTOKさんを追ってダウンヒル。が、下り始めてすぐにキツいカーブで…。路面はうっすらと濡れていて、いかにもグリップの悪そうな古い路面。そんな状況下で、MTBのごとく『クッ』とバイクを倒して曲がろうとしたら、前後輪ともにグリップを失って、右にドーンと倒れてそのまましばらくズズーっとスライディング。それほどスピードも出てなかったし、地面に叩き付けられた瞬間の衝撃もそれほど激しくなかったので、すぐにカラダは大丈夫だと思ったのと同時に「おろしたてのRaphaがぁ〜〜!!!!!!!」と顔すれすれを流れる地面を見ながらそう思いました(笑)。すぐに立ち上がって、ビリビリに破けたジャージから見える真っ赤な自分のお尻がツールの選手みたいだな、と思ったり、あ、落とし物探さなきゃ、とあわててボトルとライトを拾ったり、破れたRaphaを買い直すといくらかかるかと計算してみたり…。まあ、しばらくは混乱してましたね(笑)。カラダのこわばりがだいぶとれて、冷静になってきたところで、はずれたチェーンを入れ直して再出発。擦過傷と打身が痛いけど、まあ問題なさそう。しばらくしてS口さんが追いついてきて、麓のデイリーで休憩。で、↓この哀れな写真。
一番痛々しいところは隠れてますが。TOKさんS口さんには大変心配かけまして、ほんとすみませんでした。ペースもかなり落としてもらいました。
甲武トンネルでは、傷は多少痛むものの特に問題なくクリアー。脚が案外残っていて、思ったよりも登れた。ひょっとして怪我でアドレナリンが出てた!? 下りはビビりすぎない程度でしんちょーに。上川乗でちょっと曲がっていたハンドルを修正して、本宿交差点まで下る。そこでちょうど朝練組と合流。皆さんに落車報告。まあ目瞭然ですが(笑)。ご心配おかけしました。
ここからは、ようやくいつもの朝練。集団一番後方から、店長、TOKさん、S口さんとしばらくはゆっくりペースで。徐々にペースを上げ始めるTOKさんについて行くが、上川乗手前でキツくなり、後半の展開も考えて見送る。だんだんと打身が痛くなってきて、集中力が切れ始める。さらに数馬辺りからハンガーノック。あわててカーボショッツを投入するものの時既に遅し。ひさびさの複数峠越えで、最初から補給が足りてなかった。その後はICUのY田くん、M尾さんのパックに乗っかって、都民の森までなんとかたどり着く。ちゃんと計ってないけど68分ぐらい。ひとりだったらもっとタレてたはず。朝練に合流出来るコンボ練は単独になりにくいところが良いところ。休憩していると傷口がどんどん痛くなってきた。黒いジャージが赤くなってるし…。とりあえずジャージの上から水道の水で軽く洗浄。しみる!!!! 下りは脚をくるくる回して回復走につとめる。自走で帰る元気がなかったので、ありがたくチームカーにお世話になり、アイシングしながら無事帰宅できました。
1日経って、打身は思ったほどでなく、腫れは少々、内出血も少ない。擦過傷は15cm×15cmぐらい。とりあえずサランラップ治療をしてます。これについてはまた別エントリーで。怪我が大した事なかったのが不幸中の幸いでした。場所がお尻なので日常生活に多少支障はありますが、ローラー台ぐらいは乗れそうです。むしろサドルに座れても普通の椅子に座れない…。週末の練習はたぶん問題ないでしょう。
※落車で傷ついた物リスト(泣)
・初めて着たRaphaジャージ上下
・買ってまだ2週間のFizikのアリオネ
・アソスのシューズカバー
・ケンタウルのレバー、ディレイラー
・お尻と腕
破けちゃったけど、Raphaのジャージはすごい良かったですよ。
格好はもちろんだけど、なんというか、着心地がとても良いんです。
アソスやパールに着慣れてると、お!って思うでしょう。
とくに3/4 BIB SHORTS。起毛がふっかふかなんですよ。
パッドも全然OKでした。まあ、シャーミークリームがあればパットは何でも良いような気がしますけど(笑)。
機能性も十分で、和田峠周辺は5度前後でしたが、
長袖のCRAFTにLONG SLEEVE JERSEY+SOFTSHELL GILET+3/4 BIB SHORTSで平気でした。
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2 件のコメント:
おお・・・痛々しい。。。
お体お大事に!!
身体のダメージ、物品的ダメージ共にイタイですね^^;
やはりRapha、良いですか。
春夏用のニッカータイプがバリエーションに欲しい所です。
Fixed shortsとかclassic softshellみたいな街乗りアイテムは以前から使っていて、すごい良いのはわかっていたんですが、もろジャージというのは今回が初めてでした。期待以上に良かったですね。どれだけ保ちが良いかはわかりませんが…。
特にニッカータイプの3/4 BIB SHORTSは着心地抜群で、膝部分のカッティングも違和感ないし、良く出来てます。パッドがちょっと特殊で、左右に分離している感じなんですが、走り出せば特に違和感はありません。他のジャージ類も欲しくなりました。
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