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2010年5月22日土曜日

数年ぶりに上日川峠


井の頭>梅ケ谷峠>柳沢峠>上日川峠>笹子峠>大月>特急かいじ 165km 獲得標高2890m

kumaちゃんと2人で、ひさびさに上日川峠に行ってきました。たぶん4、5年ぶりで、とにかく厳しくて動物だらけの峠(大量の蛇と巨大なキジに遭遇)というおぼろげな記憶しかなく…。ただ、柳沢峠を登った後にさらに険しい峠を制した達成感はよく覚えていて(美化された記憶ってやつ)、毎年行きたいと思いつつなかなか実行できなかったので、今年こそは!! ということで頑張ってきました。

5時に三鷹セブンを出発。14時の特急かいじに乗って帰らないといけなかったので、早めのスタートです。早朝だと土曜にもかかわらず道が空いていて最高!! なんですが、脚の調子がどうにも絶不調でまったく脚が回らない…。あきる野ファミマ前の坂でつき切れですよ(笑)。先が思いやられる…。

梅ケ谷を超えて古里セブンまでの区間で高ケイデンスを心がけてペダリングの復活を試みる。なんとなく最悪の状態は脱して来た感じ。古里セブンで最初の補給休憩。青梅街道はkumaちゃんの引きが強力で結構辛かったものの、どうにか誤魔化せそう。丹波山村の水場で小休憩。そうそう、はじめて隣のうどん屋が開いているのを見ました。営業してたんだ…。柳沢峠はキツメのメディオでイーブンペース。それはそれでツライ。パートナーと脚が揃ってると気持ちが切れなくていいですね。ひとりだと上日川峠を控えてもっと楽してたかも。峠の山小屋には9時50分頃到着。まだ時間が読めなかったので、どっかり休まずコーラ休憩して塩山側に下り上日川峠へ。下りは案外寒くてStowawayを持っていって正解。

さあ、いよいよメインディッシュの上日川峠!! 入口付近は大菩薩峠をめざす(?)ハイカーで賑わっています。最初から最後まで自転車乗りはひとりもいませんでしたけど(笑)。まずは軽く15%は超えるであろう激坂(たぶん20%弱)から。さすがは上日川、敷居が高いです…。その後も10%〜15%の九十九折が続きます。休むポイントは無し。道が狭くて激坂で九十九折…まるでジロ・デ・イタリアに登場する厳しい峠のようで、いまにもシモーニが飛び出していきそうな雰囲気。これにはアドレナリンが噴出して、今日一番足が軽く感じた区間でした(笑)。途中で少し傾斜が緩みますが、まあ厳しいですよね。ましてや柳沢峠の後だし。風張林道ほど激坂は続かないんですが、美ヶ原の高原に出るまでの感じに似てるかな。とにかくいい塩梅の厳しさなんですね。そろそろ後半かな、と思って徐々にペースを上げてみるものの、まったく山小屋にたどり着く気配がない…あのカーブを超えたら…また坂…の繰り返しで、結局二人してタレちゃって惰性で山小屋に到着。11時ぐらいだったかな。ここがピークじゃなかったのを覚えていたので、ここでは休まずそのまま通過。しばらく下りが続きそうなところに出たので、Stowawayを着て再スタート。が、不意に激坂の再登場…。なんだこれ。気持ちが完全に切れてるのでツライのなんの…。ダムが見えて、ようやく本格的な下りに突入。ここはダムが見えるまで休まない方が良いですヨ。

ちょっと時間に余裕がありそうだったので、ダムまで降りて小観光。説明のパネルを読むと、なんと上日川と松姫は導水路がつながっていて、世界最大級の落差を利用して水力発電をしているらしい。むー知らんかった。

長ーい下りは道が狭くてブラインドコーナーが多く、しかも対向車が多いので安全に。甲州に出たとこのセブンで大休憩。外にベンチとパラソルがあって超快適。しかも水場まで。素晴らしい。神セブンだ(笑)。山田セブンにも欲しいところ。

あとはデザートの笹子峠をサクっと通過して大月まであっと言う間だ!! なんて気軽に挑んだら案外上登りがいのある峠で、美化された記憶にしてやられました…。大月まではずっとゆるい下りで、二人でローテしながらTTモード。13時半には駅前に到着して、余裕を持って14時の特急かいじに乗車。あとはアイスを食いながら三鷹まで50分とあっという間。いや〜輪行最高!! 真夏はずっと輪行だな。運賃が1000円ぐらいだとなお最高なんだけど。

15時前に三鷹に到着して無事上日川ツーリング終了!! 天気は暑くも寒くもなく最高に良かったし、ノートラブル、すべてオンタイムで事が進んで本当に最高でした。kumaちゃんお疲れ様でした。

今度は和田>鶴>今川経由のフルコースも体験してみたいけど…これで十分な気もします(笑)。

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